迷う中高生へ:一歩踏み出すと世界が変わる
- hayabusaracing2025
- 6月26日
- 読了時間: 4分

中高生であっても、大人であっても、迷うことはたくさんあると思います。 特に中高生にもなるとふと、なぜ自分は勉強をしているのだろうか、部活ってなんのためにやっているのだとうかという漠然とした不安に襲われることもしばしば。「何かをやらなくちゃいけない」と思うと同時に、「やることもめんどくさい」、こんな感情に板挟みになることは僕もよくあります。
部活の顧問や親に言われてもなんともやる気が起きるわけでもなく、むしろ言われたことと逆のことをやりたくなることもしばしば。そんな漠然とした不安に何回も狩られながらも、この学生チーム「Hayabusa Racing」のプロジェクトマネージャーも務めさせていただき、その中で夢としか思えないような経験をしてきた中で、この不安に自分がどう対処してきたかを紹介していきたいと思います。
モチベーションの根源
当たり前ですが、我々は多分全員めんどくさがり屋です。やるかやらないかだったら「やらない」を選ぶでしょう。ただ不思議と時に自分の好きなことだと「別にやってもいいんじゃないか」と思うことがあります。
人によってはサッカーなどのスポーツの人もいれば、ゲームという人もいれば、あるいはプログラミングかもしれません(全部僕が個人で好きなものですが)。
そのような少しでも「ちょっとおもろそうだな」と思うことがあれば、僕は即座に大会やコンペに出場することをお勧めします。特に少人数で、明らかにチームの結果に自分が貢献できると感じれるものがおすすめです。
ここで大事なのは、この一発目の挑戦に全力でなくてもいいが、とにかく挑戦することです。色々なことに挑戦していく中で、多分ふと何か強い感情を抱くものが出てくるはずです。その感情は「負けて悔しい」「めちゃくちゃ楽しい」「今までないほど緊張できた」など様々あると思いますが、とにかく強い感情が出てくるまで色々なことに挑戦してみましょう。
モチベーションの維持
さあ、強い感情が生まれたら、その感情を捨てずにめっちゃ大切に取っておきましょう。
「取っておく」というのは、すぐに忘れないようにする、ということです。
実際このチームの立ち上げに関わった1番の感情は何よりも「2年前の大会に負けて悔しい」ことが原動力でした。
一番初めはその感情に乗って頑張れば良いのですが、さて、意地となるとまた別の話です。疲れるし、めんどくさいし、やりたくないし。そのために必要なのは「外部的要因」です。
普通の部活や会社であればこの外部的要因は顧問や上司となるところですが、自分だけの中高生の場合はなかなかないでしょう。そこで、勝手に自分で作ります。一番わかりやすい方法はチームや部活を立ち上げて自分を責任者にすることです。責任者になることで何がなんでも責任を取らないといけないので必死になって頑張ります。
チームを結成しなくてもいい方法はたくさんあります。
とりあえず周りの人、特に保護者や友達に自分の将来のビジョン(世界一になる、この大会に出る、など)をとにかく話しまくることです。こうすることで、ここでやめたら自分だけでなく周りの人も裏切るという感情が生まれます。
とにかく「将来の自分が頑張り続けるように」初めの段階で仕込む必要があります。
一歩の大切さ
ここで大事なのが、一番最初の「色々なことに挑戦すること」になります。
多分全体で一番難しいのがこのはじめの一歩になります。
何をすべきかもわからず、何が何だかもわからず、多分自分より優れている人がたくさんいる中で新たに一歩を踏み出す。これほど難しいことはこの世にありません。
ではどうするのか:とにかく、待つことです。
誰にだってあると思います。ある日家に帰ってきて、なんだかこの世界を変えてやろうと思うような瞬間。自分だったらなんでもできるだろうと思えるあの瞬間。なんか知らないけどこれができたらめっちゃかっこいいなと思う瞬間。
その瞬間に突発的に何か取り返しのつかないことをするのが大事です。
例えば、僕のチームの場合はチームを結成することを決める、あるいはメンバーになりそうな人にやると言って声をかける。ギターを習いたいならギターを思い切って買う。そうすると自然と後から、「あの時あんなことしたからやるしかないか」と思うようになります。
そんなことを繰り返していくうちに、感情が入る何かを探していけばいいと思います。
最後に
皆さんがここにいるのは、「過去の自分」のせいです。僕は結構「過去の自分」と「今の自分」は切り離して考えるのが好きです。というのも、なんかそうすると「今」に集中できるからです。
さて1年後を考えてみてください、一年後の「未来の自分」は「今の自分」をみてどう思うか:そう考えると、一年前にギターを始めていれば今頃めっちゃモテてるんだろうな、と気づくかもしれません。気づかないかもしれません。ただ何より一番もったいないのは、「一歩を踏み出さないこと」。そして周りにそれをしようとしている人がいたら全力で応援すること。これが5年前、中学一年生の時の自分に言いたいことになります。
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